1956-02-04 第24回国会 衆議院 予算委員会 第2号
銀行家出身だから質問をする。こういうことはあなたも御存じの通り、戦前においては日本の貿易外収入の大体一五%から一七%までは外貨の操作で上げておった。そこで私の言うのは、現在外国の公債は大体三分です。従ってこれは利息を回せば三分一厘から三分二厘ちょっと回ってくる。そうすると日本の一・五%の予定よりももう少し有利に回るのじゃないか。
銀行家出身だから質問をする。こういうことはあなたも御存じの通り、戦前においては日本の貿易外収入の大体一五%から一七%までは外貨の操作で上げておった。そこで私の言うのは、現在外国の公債は大体三分です。従ってこれは利息を回せば三分一厘から三分二厘ちょっと回ってくる。そうすると日本の一・五%の予定よりももう少し有利に回るのじゃないか。
数カ月前に日本に参りましたスタッセン、そのスタッセン氏が今は国際連合の軍縮問題、最も今重要な軍縮問題の方に回って、その後任に、銀行家出身でホリスター氏がなったのでございます。この国際協力庁長官ホリスター氏、その他経済関係の人々、国務省の方ではフーヴァー次官等が国務省側に加わって出ました。日本側は従来通りであります。
かって片山・芦田内閣の時代に、さる銀行家出身の大蔵大臣が、農家の庭のカキ木一本、鶏一羽まで根こそぎ勘定をされた結果、時の農家に対する所得税は、昨年の二十八年度に比べますれば、約十倍近い四百億もの実は所得税がかかったのであります。でありますから、再びそういう時代が来るのではなかろうかということを非常に憂慮を実はしておるのであります。
あなたは銀行家出身だから銀行家に都合のいいことを考えているかもしれないけれども、そうは行きませんよ。この問題についてあなたはどうお考えになりますか。ひとつはつきり御答弁を願いたい。
○岡野国務大臣 銀行家出身だから銀行のひいきをするというようなお言葉でございますけれども、しかしこれは金融業の本質でございまして、金融業というものは、もともと人の金を預かつてあげて、大事な財産を保存して差上げるというのが、まず第一の役目なんです。
それから官紀の粛正でございますが、これは前通産大臣の小笠原さんは、やはり銀行家出身でいらつしやる。その当時から非常に官紀の振起というものをお心がけになりまして、部下に対するいろいろな御注意もなされ、最後には口頭だけではいけないから、文書をもつて通達するというところまで厳粛にやつておるわけであります。私はその方針を踏襲いたしまして、そうして十分お説の通りに粛正をして行きたいと思つております。
コスト高の大きな要素である金利の問題について、銀行家出身でもあり、さらに日本の産業を預かつている岡野通産大臣としてはどういうふうに考えられ、どういうふうな措置をとられようとするのかということについて少しこまかく御説明を願いたいと思います。
大臣さんはさつきから、おれは実業家出身だ、銀行家出身だと盛んにおつしやる、今度の大蔵大臣もそうだ、それならまことにけつこうなことだ、それほど銀行界のことがよくわかつておつたら私はお尋ねしたいんだが、とれない場合に手形が落ちて来る、大きな会社はみな銀行管理さしてもらつて、ぬくくとやつて行けるからよいけれども、銀行管理のないところは、一分一秒も待つたなしですよ。
○中崎委員 金利がコストの上においても大きな要素であるということはお説の通りでありますが、さてそれを具体的にどういうふうに引下げるように大蔵大臣とも力をいたして行くかということは、銀行家出身の立場においての一つの意見はお持ちと思いますが、この点についても意見をひとつ聞きたいと思います。
それから金融の面につきましては、実は私が銀行家出身でありますから、何とか金融方面では考えられる余地があるのじやないか、銀行家並びに専門家に聞いてみようと思つておりますが、これは確かに幾らか明るい感じがいたします。 それから税法上によつて措置する。これもやはり政府が皆様方の御承認さえ得られればできることでありますから、できるならば私は税法上の補助ということはぜひやつてみたい、今こう考えております。
私はもともと銀行家出身でございまして、やはり一厘一毛がぴしつと合わないと、どうも結論が出ないのであります。
そこで岡野通産大臣にもう一ぺんお伺いいたしますが、岡野さんは銀行家出身である。最近ある商事会社が一つの取引をやつて来た。ところが銀行が信用状に対して冷淡であつたために、なかなか困難になつた。あなたが昨日のような声明をお出しになり、そうして銀行出身であるならばば、こういう中日貿易の金融問題、銀行間の問題などに、あなたの御勢力と御経験をもつて解決をする。
そこで岡野通産大臣にもう一ぺんお伺いいたしますが、岡野さんは銀行家出身である。最近ある商事会社が一つの取引をやつて来た。ところが銀行が信用状に対して冷淡であつたために、なかなか困難になつた。あなたが昨日のような声明をお出しになり、そうして銀行出身であるならばば、こういう中日貿易の金融問題、銀行間の問題などに、あなたの御勢力と御経験をもつて解決をする。
私の方に、前に下岡検査官というのがおられましたが、これは銀行家出身で、そういう人から言うと、たとえば印鑑の保管なんということは全然——そう言つては私がルーズになるのかもしれませんが、役人とかなり違うのですね。それだもんだから、そういう責任の会計の課長なりそういうふうな上の地位にある者はやるべきところをやらずに、下つぱにまかしきりだ、それで不正事件が起る、こういうこともあると思うのです。
長官は銀行家出身でございます。
(拍手)その間にあつて、地方自治庁の長官たる岡野国務大臣は、銀行家出身でありながら、池田大蔵大臣の数字の魔術に奔弄圧倒されて、手も足も出ない現状でございます。(拍手) 池山大蔵大臣の唯一最大の武器たる数字が、時により所に従つて激動することは、大蔵官僚すら認むるところで、たとえば今回の補正予算も、サンフランシスコ会議の前後で一千億円も変更されたことで明白であります。